女王陛下のクリスマスツリーとクリスマスティー
<女王陛下のクリスマスツリーとクリスマスティー>
こんにちは、ティーインストラクターの前田あゆみです。
クリスマスが近づいてくると、あちこちでみられるクリスマスのデコレーション。
主役は何と言ってもクリスマスツリーですね。
クリスマスツリーがイギリスの家庭で飾られるようになったのは、
ヴィクトリア女王の時代からといわれています。
女王の夫、アルバート公の出身であるドイツの習慣を
イギリス王室のクリスマスに取り入れたんですね。
クリスマスツリーを囲んだロイヤルファミリーの仲睦まじい絵が
国民に公開されたことから、家庭にツリーを飾る習慣が一気に広まったとか。
これには、階級が上の人の様式を真似るスノビズムという気質が
関係しているのかもしれませんね。
ちなみに紅茶を飲む習慣も、王侯貴族を始めとする上流階級からスタートし、
それを庶民が真似るようになって、イギリスは紅茶の国になったんです。
このヴィクトリア女王のクリスマスツリーを再現したものを、
以前、帝国ホテルで見たことがあります。
王室のクリスマスツリーですから、もちろん立派で堂々としていましたが、
豪華絢爛というよりは、あたたかで家庭的なイメージにあふれていました。
パブでお酒を飲むよりも、家族一緒に家で紅茶を飲みましょう、という
ヴィクトリア女王のメッセージが込められていたのかもしれませんね。
このようにクリスマスには、自慢のツリーを囲んで、
みんなで温かい紅茶を楽しむ時間を持ちたいですね。
それぞれのカップの中にオレンジのスライスとクローブをいれ、
上からAHMAD TEAセイロンのストレートティーを注いでみてください。
フルーツとスパイスの甘い香りが立ち込めて
心も体も温まる、すてきなクリスマスティータイムになりますよ。
<クリスマスティーのレシピはこちら>
*今回のティータイムフレーバーはこちら*
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